小児神経科

私の専門は「小児神経」(てんかん他)と「発達障害」です。

当院では、発達障害、チック、てんかん、脳神経、筋疾患等に何らかの異常がある小児についても、診療いたします。

神経系疾患とは、脳、脊髄、末梢神経(運動および感覚)、筋肉に起きる病気です。

当院では、発達障害や学習障害の診断のための検査を行っています。

診断後のカウンセリング(フォローアップ)もしていますが、状況により、地域の病院やこども療育センターと協力して対応します。

必要に応じて投薬もします。てんかんを合併している患者さんは、脳波検査と投薬も行います。

なにかおかしいと思ったら様子見でなく、できるだけ早い時点で相談されることをおすすめします。

できるだけ早く正しい診断をし、適切な治療、指導を受けていただくことが大切で、お子様の将来にとって大事なことだと考えております。

まずは受診して下さい

  • お子様の容態や症状を見て、不安な時はひとまず当院へお越しください。
  • 受診前のお問合せには、当院の受付職員が応対しますので、お電話下さい。

下記のような症状のお子様は、できるだけ早めにご相談下さい

  • 首のすわりが遅い、這い這いをしない、歩くのが遅い
  • 言葉が遅れている、会話が成り立たない
  • 集団行動がとれない、友人と遊べない、おとなし過ぎる
  • 人の目を見ない、落ち着きがない、気が散りやすい
  • 思い通りにいかないとパニックになる、感情コントロールができない
  • 自分勝手な振る舞いが目立つ
  • 自分の頭を打ちつける、乱暴をするなど
  • 筋肉がクニャクニャとする、動きが不自然
  • 手先が不器用、芦屋手の動きがおかしい
  • フラフラする、姿勢が安定しないなど
  • 目をパチパチさせる、目の動きがおかしい
  • 同じ動きを繰り返しする
  • 音に敏感
  • ひきつけを起こす、てんかん発作がみられる
  • 突然意識を失い倒れるなどの発作性の異常
  • 好きなことしかしない、こだわりがひどく強い
  • 勉強についていけない、学校に行けない、教室に入れない
  • 育児がうまくいかない、など

発達障害

発達障害は、子どもが成長していく過程のどこかに(出生前、幼児期、学童期等)問題が生じてくることを指しています。

発達障害は生まれつきのもので、親の育て方やしつけなどが原因でもなく、精神疾患でもありません。

当院は、相談・カウンセリング等もしておりますので、気になることがあればご連絡下さい。

学習障害(LD)

視力や聴力に障害がなく、知的発達に遅れはないうえに、教育環境も整っており、本人が努力しているにもかかわらず、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態。

注意欠如・多動性障害(ADHD)

多動性、不注意、衝動性などの特性をもつ発達障害。「じっとできない」「ぼーっとしている」「忘れ物が多い」「思いついたことを、そのまま話してしまう」など。

自閉症スペクトラム障害(ASD)

コミュニケーションおよび対人関係の障害とこだわりを中心とする障害。「空気が読めない」「人の気持ちを読み取るのが苦手」「ひとり遊びが多い」「こだわりが強い」など

チック障害

チック障害とは、自分の意志とは関係なく、突発的で不規則な体の一部の速い動きや発声を繰り返す状態が、一定期間継続する障害で、一過性チック障害、慢性チック障害、トゥレット症候群があります。

てんかん

てんかんは、発熱などがなく突然手足がガクガク・ピクピクと震えたり、突然ぼーっとしたり、意識がなくなるなどする脳の病気です。

こうした発作は、脳神経の異常な電気的活動(電気発射)によって起こります。

また、てんかん発作は繰り返し起こるのが特徴であり、1回だけの発作では、通常はてんかんという診断は下されません。

てんかんは様々な種類、症状があり、気になることがあれば、ご相談下さい。

お気軽にご相談下さい

9:00~12:00  /  14:00~18:00

※第2,4木曜日午前中は発達障害外来のみ

日、木曜日、祝祭日、年末年始、お盆

 

医療法人むらき小児科

〒733-0821   広島市西区庚午北2丁目22-4高須サンフラワービル

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